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地域の実態

印刷ページ表示 更新日:2023年7月20日更新

地域の実態

 山口県岩国市の北部に位置する錦町(にしきまち)は、広島県、島根県との県境を接し、中央を錦川及び宇佐川が貫流している。面積210.32平方キロメートル、林野率92%と平地が非常に少ない。

 県下最高峰の寂地山や羅漢山等には登山の愛好家が多く訪れ、秋は紅葉狩りの木谷峡や寂地峡など美しい自然に恵まれている。

 産業では、古くから農林業の他にワサビ、コンニャクの生産や、錦川、宇佐川のアユ漁が広く知られている。本校が所在する錦町広瀬は、古代人の居住したと思われる遺物等が発見され、近世以降は山代(やましろ)地方の商業の中心地として栄えた。

 岩国市錦町は、昭和30年広瀬町と深須、高根の2村が合併し、人口1万2千人余の旧錦町(にしきちょう) として発足した。昭和38年には、国鉄岩日線(後のJR、現在錦川鉄道清流線)が開通し、交通が便利になったものの過疎化は急速に進み、平成18年3月、岩国市及び玖珂郡町村(大畠町、和木町を除く)の1市6町1村が合併し岩国市となった。現在の錦町(にしきまち)の人口は1,623人、岩国市全体の人口は127,411人(令和4年現在)である。

 高齢化率は高く、高齢者の多くは農業を営み、若者の多くは町内の公共機関、企業の他に、岩国地区、周南方面へ通勤されている方もいる。

 本校は、平成14年4月に広瀬小学校、広東小学校、深須小学校が統合したもので、広瀬盆地の中心を走る国道434号線沿いにあり、総合支所、広瀬幹部交番、錦中央病院及び商店街等に近く、錦中学校及び広瀬分校とも近接しており、便利のよいところに位置している。

 令和4年度に美川小学校と統合し、校区が広くなった。児童の通学方法は、広瀬地区が徒歩、広東、深須、美川地区はスクールバスとなっている。

 令和3年、錦川と木谷川を堰き止める平瀬ダムの建設が完了した。