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校内研究授業5&ユニット型研修3

印刷ページ表示 更新日:2026年2月4日更新

校内研究授業第5弾!(ラスト)

3学期となり、一人一授業公開で研鑽を積んできた校内研究授業も、今回2月4日の3・4年生の複式算数授業でいよいよ最後となりました。「子ども自身が学びの主役として、学年相応に自立した学習ができるようにすること」をめざして、複式ステップ・リーダー学習のスタイルを活用した授業の研究を重ねてきましたが、その成果が見られた回となりました。

3年生は「小数のたし算・ひき算」で、小数は「0.1のいくつ分か」を考え、整数の考え方と同様に計算できることを学びました。4年生は「分数のたし算・ひき算」で、分数も「単位分数(□分の1)のいくつ分か」を考え、同分母であれば、分子同士を整数の考え方で計算すればよいことを学びました。3学期のこの時期、これまでの積み重ねの成果として、それぞれの学年の今日のリーダーが授業を進め、担任はそれぞれの学年を渡って授業を展開することができました。子供たちは、先生がほぼいなくても、自分たちで話し合い、授業が進んでいきます。隣で別の学年が学習を進めているのに、両学年とも自分たちの学習に集中して取り組んでいる立派な姿が見られ、感動しました。

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また、授業の振り返りでは、小数も分数も考え方は共通の部分がある学習という構造を生かし、両学年が振り返りを紹介し合うという機会を担任が意図して設けました。その結果、それぞれの学年から「考え方同じじゃん!」との気づきが挙がっていました。これは、複式学級だからこその相互の学びのデザインでした。

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ユニット型研修3の実施

今年度の研修の締めくくりに当たって、1学期に複式学習の進め方を理論立てて教えてくださった由西小学校の片山先生を講師にお迎えしました。そして今回も、多面的に授業を振り返ることができるよう、学校運営協議会や岩国市教育委員会の方々に加わっていただき、ユニット型研修を行いました。定番となった2グループに分かれての協議を行いました。「すぐ側で別の学年が学習をしているのに、全く気にせず自分たちの学習に集中していたのが素晴らしい」とか「子供たちだけで進めるスタイルが随分と馴染んできていて、2学期の頃は苦手な子がリーダーになったらどうなるのだろうか?と疑問だったけど、みんなで助け合ってちゃんと進められることがよく分かった」などの好評価をいただきました。一方で、L字型の机の配置以外の形態はないのかとか、複式で進めるには本校の教室は狭い等の物理的な課題も見えてきました。今後、可能な範囲で解決に向けて模索して行き続けることになります。

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協議の後、受指導として、片山先生から「複式ステップ・リーダー学習」の理論について、改めて大枠について触れられ、本校の研修の深まりが見られたことを評価していただきました。「不親切の親切」というキーワードもご示唆いただき、子どもの学習を見守りつつ子どもを信じて安易に手を出しすぎないという視点もいただきました。また、めあてを示した分、まとめはキッチリ押さえる教師の出番ということについても考えさせられました。

その後、「そお小学校の強みと弱み」をテーマに、思考を助ける「思考シート」の使い方について、参加メンバーで体験しました。時間の都合上わずかしかできませんでしたが、それでもそれをもとに「そお小学校がめざす子ども像」についてのアウトラインだけでも一気に話し合いができ、活用できたときの効果を実感できました。

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教育委員会の江川先生からは、ユニット型研修は教職員にない視点をいただけ、深まりが見られるというメリットを示されました。また第1回の研究授業でも講師をしてくださった大上コーディネーターからは、1年間の締めくくりとして本当に素晴らしい研修会だったとの評価をいただき、今後は学校運営協議会の委員さんも司会をされるなどのバリエーションがもてたらよいのでは?とのお気づきもいただきました。今回の研修を経て、我々教職員側も、取組は決して間違いではなかったと改めて胸をはることができました。

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今後は来年度に向けてのまとめを行い、次年度はさらに研修の積み上げをしていきたいと思います。