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校内研究授業&ユニット型研修

印刷ページ表示 更新日:2025年9月24日更新

校内研究授業第1弾!

1学期には、複式の学習方法を単式学級にも活用し、特に、低学年単式学級の子供たちが、中学年以降の複式学級に進級した際、学習スタイルで戸惑うことがないようにしようということで、複式学習のステップ学習スタイルの研修を深めました。そこで、2学期始めの今回、満を持して、トップバッターは2年生の算数で、校内研究授業を行いました。3位数ー2位数の、くり下がりのある引き算の筆算の学習でした。ガイド役の子どもの進行のもと、2位数ー2位数の筆算での既習事項を生かし、タブレット端末上でのデジタル数え棒を活用しながら、引き算の筆算の計算の仕方を級友同士で説明し合いました。くり下がりのある引き算を行うためには、一つ上の位から借りてきて計算をすればよいことを、子ども同士で学び合い、まとめることができました。学校の教員だけでなく、地域の学校運営協議会や岩国市教育委員会の方々に囲まれての授業でしたが、2年生の落ち着いた姿は立派でした。

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ユニット型研修の実施

研究授業後の協議にも、多面的に授業を振り返ることができるよう、引き続き地域の学校運営協議会や岩国市教育委員会の方々に加わっていただき、ユニット型研修を行いました。単式学級に複式の考え方を入れて授業を組み立てることや、Ict機器の効果的な活用を軸に、2グループに分かれて協議しました。教科の本質を見失わずに授業が進められたこと、子供たちが意欲的に活動すること等、好評価をいただきました。また、具体物を使った操作活動ではなく、画面上での操作だったことに対する課題についてのご意見もいただきました。それぞれのグループから出された意見は、グループの代表発表により、共有できました。共有できたことは、次の校内研修の授業で生かされていくこととなります。

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教育委員会の大上先生からは、複式学習を意識した単式学級だからこそ、子供たちが主役として動く必然性が生まれるという仕組みがつくられていたこと、Ict機器を使った効果的な発表の場を用意したり紙ベースのワークシートに書くようにしていたりと、場や必然性に応じて使い分けができていたこと、等を評価くださいました。また、ガイド学習等の複式学習のよさを生かしたり、選択肢が設けられたりすることが、子供たちの主体性を生み出すこと等をご指導いただきました。大上先生、そして、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

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