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校長あいさつ

印刷ページ表示 更新日:2024年4月9日更新

ごあいさつ

宇佐川小学校の位置する本地域は、中国山地の中ほど、広島県・島根県との県境にあります。周囲には、寂地峡を有する県内最高峰の寂地山をはじめ、羅漢山や小五郎山など、1000m級の高峰がそびえ、その山間を錦川の支流である宇佐川が四季折々の自然の変化を映して流れる、文字通り山紫水明の地です。

昨年度も、1名の卒業生を送り出したばかりですが、令和6年度は3年ぶりに新1年生が2名入学し、全校児童数3名で新学期をスタートしました。少ない人数ではありますが、ちょうどよいタイミングで開花した桜やチューリップ、花桃などが美しく咲き誇り、子供たちの新入学・進級を祝福しているようでした。

保護者や地域の方々の温かい思いやご協力に支えられながら、地域と一体となった体験的で特色ある教育が本校の伝統であり強みです。これまでも、心豊かで明るく健やかなたくさんの宇佐川っ子が育っています。従前からの取組を踏まえ、今年度も「地域と共に ふるさとを愛し 心豊かにたくましく生き抜く 宇佐川っ子の育成」という学校教育目標の具現化に向け、本校教職員、保護者の方々、地域の皆さんと一体となり、「ふるさとを愛し、地域に愛される子ども」の育成、「日々学びを楽しみ、毎日みんなの笑顔があふれる学校」にしていきたいと考えています。一人一人の顔が見え、息づかいが感じられる極小規模だからこその教育活動を通して、地域貢献にもつながるような取組を展開していく所存です。今後とも、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

                                                      校長  手嶋 泰寛