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11月16日(月曜日)
錦川が増水しているので校舎3階に避難するという想定で「水害避難訓練」を行いました。今回は子どもたちに事前に知らせないサイレント訓練でしたが、避難指示の放送後、どの子も静かに落ち着いて避難することができました。
訓練後に、気象予報士で学校防災アドバイザーの弘中秀治先生から、水害についての話を聞きました。南桑地域は、2005年(H17)の台風14号の際に、大きな被害を受けています。地域の方々が後片付けをされている様子や運動場が流れてきた土砂で埋まっている様子、体育館の床が浸水で盛り上がっている様子などの写真を見せていただきながら話を聞きました。改めて水害の恐ろしさを感じるとともに、「自分の命は自分で守ること」「過去の災害や言い伝えから防災のヒントがあること」などを学びました。正門にはルース台風(S26)の石碑があり、最高水位が記されています。今後、水害だけでなく土砂災害等も含め、子どもたちの防災意識を高めていきたいと思います。