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校歌について

印刷ページ表示 更新日:2018年11月26日更新

校歌の画像

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百田宗治

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校歌原文

本校の校歌については、佐藤将寛著 「校歌作成のいきさつ 百田宗治と校歌」
(新生出版 2004年初版)に紹介されている。
作詞者の百田宗治(明治26年1月25日生~昭和30年12月12日)は、童謡「どこかで春が」の作詞で有名である。
また作曲者の岡本敏明(1907~1977)は、「かえるのがっしょう」「どじょっこふなっこ」の作曲者である。
校歌が作成されるまでの経過を、「校歌作成のいきさつ 百田宗治と校歌」及び本校に残っている資料によると、次のようになっている。
昭和28年10月16日    本校教諭 恩田操が百田宗治に作詞を手紙で依頼。
                  (謝礼5000円で依頼している。)
昭和28年11月10日    校歌材料が恩田教諭より百田宗治に届く。
昭和28年11月26日    百田宗治が、恩田教諭宛に校歌原稿を発送。
昭和28年12月6日    恩田操より謝礼送金が百田宗治に届く。
              「錦帯せんべい」を送ったと、手紙に書いてあったそうである。
                 (作曲者 岡本敏明への依頼の経過は不明)
昭和29年 1月17日     岡本敏明作曲
昭和29年3月13日(土曜日)  校歌発表会開催(午前:生徒 、午後:一般)
「校歌作成のいきさつ」によると、作詞 百田宗治と作曲 岡本敏明のコンビは初めてだそうである。恩田操がこのコンビを作ったことが推察されます。

参考 恩田操(おんだみさお)    大正5年1月27日生
    昭和10年3月31日 玖珂郡麻里布第一尋常高等小学校訓導
    昭和24年3月31日 岩国市立川下中学校教諭
    昭和31年4月1日  岩国市立川下中学校教頭(本校教諭から)
    昭和35年9月1日  岩国市立六呂師中学校校長(本校教頭から)
    昭和50年4月1日  岩国市立川下小学校校長を最後に退職
    (平成8年6月11日逝去)

恩田操先生は,百田宗治先生に校歌作成のために、どんな資料を送られたのでしょうか?

岩国の誇り 錦帯橋の画像
岩国の誇り 錦帯橋
錦帯の流れに汲みて♪

と言われる楠の巨木群の画像
デルタの頂点にある樹齢300年と言われる楠の巨木群
風薫る楠の木かげに♪

白鷺は水田に群れて♪の画像1白鷺は水田に群れて♪の画像2白鷺は水田に群れて♪の画像3
白鷺は水田に群れて♪
開校当時は、校庭の向こうも水田だったそうです。

すがすがしこのデルタ このデルタ♪の画像
すがすがしこのデルタ このデルタ♪

白く見えるのが白鷺の画像
水田の白鷺は夕方ねぐらに帰る。ねぐらは楠の巨木群のある少し上流の中州の木。白く見えるのが白鷺。

思い出の木造校舎の画像
思い出の木造校舎
昭和37年度卒業アルバムより 

旧正門の画像
旧正門
昭和37年度卒業アルバムより