ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

みどりの学習会!

印刷ページ表示 更新日:2024年2月20日更新

2月20日(火曜日)に、市の都市開発部公園施設課からのお声がけをいただき、本校で「みどりの学習会」を実施しました。講師として、「みどりを守り育てるネットワーク」から、中村樹木医さんと小彼岸桜を守る会の重野会長をお迎えし、市花であり、運動場に身近にある「桜」を中心に、樹木に関心をもってもらう内容の学習を、ご指導いただきました。桜の種類、花びらの枚数・色の違い、開花の仕組み等々、様々なことに気づかせていただきました。

ソメイヨシノの説明 桜開花のしくみ説明

本校の運動場には素敵な桜が咲くのですが、残念ながら「てんぐ巣病」に罹っておりました。「てんぐ巣病」は、「空気がきれいで湿気が多い条件のところで見られ、都会ではあまり見ない病気。だから、ここは空気がとてもきれいなところだと自慢できるよ」とのお話を聞き、桜には気の毒ですが、ある意味誇らしいことのようにも思われました。葉緑素濃度の測定器も使わせていただき、葉の緑の濃淡で葉緑素濃度が違うことも実感できました。

てんぐ巣病枝切り てんぐ巣病枝切り

葉緑素濃度測定 施肥体験

公園施設課の方々が病気の枝を落としてくださり、子供たちは、地中に杭状の施肥を打ち込む体験をさせていただき、今でき得る処置をすることができました。来春には元気に復活する予定だそうで、楽しみです。

切除した桜のうち、花をつかせるものに関しては、本校の卒業式に間に合うように開花を調整され、文字通り花を添えていただけるそうで、それも楽しみです。