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災害を語り継ぐために

印刷ページ表示 更新日:2022年7月12日更新

7月12日(火曜日) 

4年前の西日本豪雨による被災時に1,2年生だった5,6年生が、総合的な学習の時間に「災害の語り部になろう」をテーマにして防災学習に取り組んでいます。

5時間目に、地区の自治会長でもある学校運営協議会長さんに西日本豪雨災害について全校でお話を聞き、その後、被災当時の地域や学校の様子について、5,6年生のインタビューに答えていただきました。

お話を聞く児童 豪雨について説明される会長さん 被災後の地域の様子 水につかった運動場の様子 

会長さんのご自宅も被災され、真っ暗な中を避難された時の様子や、被災後の片付けでボランティアの方に助けられたことなどを話していただき、上学年の子ども達は熱心にメモを取りながら聞きました。

学校の周りの水が引く前の様子など、学校には残っていない写真も見せていただきました。

「何十年も災害が起こってないから大丈夫」と言うことはできないというお話や、あの災害は「天災」ではあるが、近年の異常気象は人間が環境に及ぼした影響もあるのではないかというお話は、子ども達の心に強く残ったことと思います。

5,6年生のインタビューは、タブレットを使って録画しながら行いました。

校舎前でのインタビュー 土石流の起こった沢を望んで 土砂が押し寄せた付近 体育館裏でのインタビュー 

5,6年生はこれから今回のインタビューをもとに、下級生に語り継ぐための動画を作成します。

西日本豪雨被災からの復旧の歩み