いよいよ伝統の秋掛太鼓の学習が始まりました

5・6年生による秋掛太鼓の学習が実現！

令和6年6月13日（木曜日）秋掛地区のF様のご指導の下、伝統の秋掛太鼓の学習が始まりました。

岩国市美和町秋掛地区に伝わる秋掛太鼓は、長い歴史と伝統を持つ地域の文化財です。

　秋掛太鼓の起源は江戸時代に遡ります。地元の神社や祭りにおいて、地域の豊作祈願や悪霊退散のために演奏されました。秋掛太鼓は特に秋掛地区の秋祭りで重要な役割を果たしており、地域の人々が集まり、共同で演奏します。これにより、地域の絆が強まります。

　 秋掛太鼓は大型の和太鼓を使用し、力強いリズムと独特の演​奏スタイルが特徴です。演奏者は伝承された技術と情熱をもって演奏します。地域の保存会や太鼓グループが中心となり、次世代への技術伝承や演奏機会の提供を行っています。秋掛太鼓は、単なる音楽やパフォーマンスではなく、地域の歴史や文化、そして住民のアイデンティティを象徴するものです。その響きは地域の誇りを感じさせ、伝統を次世代に繋ぐ重要な役割を果たしています。このように、秋掛太鼓は岩国市美和町秋掛の地域文化の象徴として、今後も大切に継承されていくことでしょう。

　ふるさとの「ひと・もの・こと」との素晴らしい出会いから、地域を愛し、地域に愛される児童の育成をめざした教育を行っていきたいと思います。