本文
見事入選した感想文を紹介します。的確な振り返り、登場人物への優しい思い、卓越した表現に感動します。
「初めてげきを観た!」
山口県岩国市立美和西小学校(※出品当時) N・Kさん
わたしは、初めてげきを観ました。犬の役をしているのに犬のいしょうを着ていないし、犬の耳もつけていなかったけれどだんだんその物語の中に入っていけました。
おもしろかったところは、時間がいっぱいたっても、ドンブリの手にメロンパンのにおいがいつまでもついていたところです。いつまでついているんだろうと、ふしぎに思いました。そして、お寺までくるのにラッキーはいっぱい歩いていただろうに、つかれないのなかと心配になりました。
頭に残ったことは「ラッキー、きょうじゅ、ドンブリ」という歌です。げきが終わったあとでもバスの中でみんなが歌っていたので、頭に残りました。
ラッキーときょうじゅとドンブリは、ラッキーのご主人様の家を捜しに旅をして、やっとその家を見つけると、その家には新しい犬がいて、ラッキーは自分が捨てられて悲しかっただろうなぁと思いました。実はドンブリも捨てられたけいけんがあったので、ラッキーの気持ちが分かったのかなと思いました。そして、本当はスカンクだったのに、犬とうそをついて犬のふりをしていたドンブリだけど、野犬が出たときにそのスカンクののうりょくが役に立ち、たいじできたので、スカンクであることをもうかくさなくてもいいと思いました。
そのことを言っても、きょうじゅとラッキーはひていおしなかったので、やさしい犬だなぁと思いました。
これからも仲良くしてほしいと思いました。
この物語の中で、一番自分ににていると思ったのが、どんぶりです。わたしもドンブリみたいに言いにくいときがあるからです。ふ案や、自信がないときは、わたしもドンブリみたいになってしまうので、これからは、自信をもって自分の意見を言いたいです。
これからは、3匹とも仲良くお寺のえんがわの下ですごすのかなと思いました。