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素晴らしいさわやかな春の風に包まれて、平成6年4月13日(土曜日)美和小学校の開校式を行いました。ご多用の中多くのご来賓、保護者、地域の皆さんのご臨席を賜りました。誠にありがとうごいました。開会に先立って岩国市民憲章を唱和、開式のことば、国歌斉唱ののち、守山 敏晴 教育長様 より式辞がありました。
続いて、昨年度3月に学校に届いたばかりの校旗の授与です。6年生のSさんが守山教育長より校旗を受け取りました。とても重量があるのですがSさんは力をふりしぼってがんばって受け取り、西浦校長へ渡しました。時間がなくてあまり練習できなかったのですが、Sさんは身のこなしや所作も大変立派で素晴らしくて感動しました。
岩国市長 福田 良彦 様よりご祝辞をいただきました。玖珂郡美和町の教育の150年の歴史を引き継ぐようご指導がありました。子どもたちに向けては、その歴史の上に新たなる歴史を開いていってほしいと教えていただきました。
岩国市議会議長 桑原 敏幸 様(代読 松川卓司 様) よりご祝辞をいただきました。豊かな自然の元これまで脈々と受け継がれた歴史や伝統に触れる機会を通して、よく遊びよく学ぶ美和小学校の新たな歴史を築くようご指導いただきました。
学校長挨拶 美和小学校 校長 西浦直樹
開校までの2年間、小学校を支えてくださった市当局、教育委員会、統合準備委員会の皆さんへの感謝の気持ちと児童に向けては、今あるもの、自慢できること、これからできそうなことを心中心において、自分や自分たちの無限の可能性を開こうと話しました。また、新しい校歌の歌詞を作ってくださった松田もとこ様、すてきなメロディーをつけてくださった末廣健児様への謝辞、子どもたちと校歌の発表をしてくださるコール美和、コールレインボーの皆さん、祝賀演奏に駆けつけてくださっている岩国マンドリンオーケストラの皆さんへ感謝の意を表しました。
児童代表の言葉 6年生 Kさん、Oさんが力強い決意の言葉を述べました。新しい美和小学校を共につくっていきましょうね。
校歌発表 校歌の完成から数ヶ月。それぞれ2つの学校でこの日のために練習をしてきました。作曲を引き受けてくださった末廣健児さんがわざわざ京都から歌唱指導に2度も駆けつけてくださいました。ご指導いただく度に子どもたちの歌声が魔法がかかったように美しく響くようになり、校歌に込められた深い思いもすべての子どもが感じることができたと思います。また、歌詞の制作にあたっては、子どもたちの思いを聞き取ってくださり、子どもたちの心に届く平易な言葉で作成してくださったのは、美和町在住で絵本作家としてご活躍の松田もとこさんです。松田先生も、合唱団に所属しておられ、子どもたちと一緒に歌ってくださいました。指揮は、もちろん末廣健児先生です。
祝賀演奏 岩国マンドリンオーケストラ(代表 石川様)
末廣健児先生との結びつきで、今回の記念演奏が実現致しました。この演奏については出演してくださった方はこの学校のためになんと全員ボランティアで参加されておられるとのことでした。子どもたちは、くいいるようにマンドリンやギターの美しく繊細な音色に釘付けでした。曲目は「翼をください」「世界が一つになるまで」の2曲でした。子どもたちは、めいめい口ずさんでいましたね。
開校式は、すべてつつがなく終了致しました。司会者の方は、旧美和東小学校出身で現在役場におつとめのAさんでした。よく響く明瞭な発話によって聞きやすかったです。1回しか練習できなかったのですが、落ち着いて確実に進行してくれました。Aさん、ありがとうございました。本校に関わるすべての皆さんに感謝申し上げます。また、ご多用にもかかわらず本日の開校式にご参会してくださった皆さん、駐車場のボランティアを進んで引き受けてくださった美和小PTAも役員の方々、皆さんのおかげで本日の開校式を無事終了することができました。ありがとうございました。
最後に 福田市長、松田もとこ先生、末廣健児先生、コールレインボー、コール美和の皆さんと記念撮影していただきました。ありがとうございました!ご多用の中、ご臨席を賜りありがとうございました。