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今年度、第2回目の学校運営協議会では、全校生徒と教職員も加わり、学校運営協議会の皆さんと熟議を行いました。
学校評価アンケートを通して浮かび上がった2つの課題について、グループに分かれて話し合いをしました。
学校評価アンケートでは80%の生徒が「夢や目標を持って努力をしている」という質問に対して「あてはまる」「ややあてはまる」と回答していました。
一方で20%の生徒は「あてはまらない」「よくわからない」と回答していました。
また、保護者の方々や地域の方々は、「キャリア教育」という言葉に対してイメージが湧きにくいと思っておられる現状があります。
夢や目標を持って努力することは簡単なことではありません。
しかし、生徒1人ひとりがこれから自身の進路について考えていくために意識してほしいと思い、そのきっかけ作りとしてこの議題が設定されました。
どのグループも「夢や目標を持って努力することは必要である」という意見が多く、自分たちの夢について語り合ったグループや、夢や目標を持つことによる良さについて話し合ったグループなどがありました。
一方で、夢や目標を持つのは難しい、という意見もありましたが、自分の得意なことやしたいことに目を向けたり、目の前の小さな事に対して努力を重ねることが夢や目標へと繋がるのではないか、という意見も見られました。
あいさつはコミュニケーションの基本です。
雰囲気の良い学校ほど、自ら元気で明るいあいさつができる生徒が多いそうです。
岩国西中学校では、多くの生徒があいさつを返してくれます。
しかし、「もう少し元気で明るいあいさつができると良いな」という意見もあり、2つ目の議題としてこちらが設定されました。
あいさつの仕方に目を向けた意見や、あいさつに対する考え方に目を向けた意見など、沢山の意見がでました。
あいさつが大事ということは分かっていても、なかなか勇気がでないという人も多いかと思います。
今回、学校全体で「あいさつ」について共通認識を持つことができたので、これからのあいさつの意識付けになったのではないでしょうか。
今回もお忙しい中、多くの学校運営協議会の方々が参加してくださいました。
岩国西中学校は、今後も家庭や地域との「つながり」を通じて、生徒たちにとってより良い学校を作っていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。