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岩国小学校区とその概要

印刷ページ表示 更新日:2023年5月18日更新

校区とその概要

  

 岩国小学校校区は、岩国市の中心に位置し、吉川藩の城下町として発展してきた街です。また、錦川を挟んで、西に横山、川西、牛野谷町(1、2丁目)の各地区、東に岩国、錦見の各地区が広がり、いわゆる城山、錦帯橋を中心とした「歴史と観光を主とした街」でもあります。今日も城下町としての落ち着いたたたずまいを残しながら歴史的な地名を保存し、年間をとおして、多くの観光客が訪れます。

 ところで、「岩国」という地域は、その名が示すように平地の少ない山ばかりの土地でした。関ヶ原の戦いののち、この地に転封された吉川広家公をはじめ、歴代の藩主が、錦川の流れを一つにし、城下町をつくり、継続的に干拓するなどして町を発展させ、今日ある岩国市の礎を築いたのです。

 本校は、清流錦川、岩国城を含む城山、吉川家に関わる史跡、そして世界文化遺産登録を目指す「錦帯橋」と町割り当時の名残をとどめる城下町など、豊かな自然と文化遺産にあふれる地域に存立しています。このような地域の特色を生かすべく、ふるさとを愛し、ふるさとに誇りをもってよりよく生きようとする児童の育成に向けて、伝統文化を踏まえたふるさと教育に力を入れています。

 校区の広がりは、学校を中心にして、およそ2km以内にあり、昔の名残を伝える町並みや家屋など、歴史を感じさせる地域が多いことも特色の一つです。地域ぐるみで児童を守り育てる体制があり、学校に対しても大変協力的です。また、小学校と中学校の9年間における育てたい力を明確にし、カリキュラムでつながりながら、一貫性・連続性のある教育を目指す「小中一貫教育」にも取り組んでいます。

 開かれた学校づくりをとおして、児童を中心に、教職員、保護者、地域住民が心と心でつながる地域づくりに結びつけていきたいと考えています。

錦帯橋と岩国城