本文
過日、岩国市海土路町ご在住の 佐古利南(さこ としなみ)先生 より書籍を寄贈していただきました。
佐古先生は、山口県立高校教諭として採用され主に日本史を担当、部活動では弓道部顧問として1983年群馬国体に少年少女を率いて優勝。のち、教頭、校長を経て、2002年に定年退職をされました。退職後は、県内各中学校で立志式におけるご講話をはじめ、青少年の健全育成を願って、錦帯橋周辺に岩国が生んだ偉人の言葉を刻んだ石碑を建てる運動を展開されました。また、「近代日本の礎を築いた七人の男たち~岩国セブンファザーズ物語~」などの著書も執筆されるなど、「ふるさと岩国の誇り」を後生に語り継ごうと、現在も懸命に啓蒙活動にあたっていらっしゃいます。
今回、岩国市内各中学校に寄贈していただいた書籍は、「河上肇(かわかみ はじめ)とふるさと岩国」(写真参照)というものです。生徒には、現在とは違う社会情勢であった昭和初期、志をもち、社会の発展に尽くした岩国人、河上 肇先生の生き方・考え方に触れ、多くのことを感じとってほしいと思っています。
佐古先生のご厚情に対しまして、教職員一同心よりお礼申し上げます。