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11月27日(水曜日)
本年度2回目の授業研究会を行いました。
研究主題「自ら学び、かかわり合いを通して学びを深める児童・生徒の育成」に向けて、4年生が算数科の学習に取り組みました。
単元は「割合」です。
4年生は2人なので、5,6年生と比べると、話し合いによって課題を解決する機会は普段からあります。ただ、自分の考えを述べるだけでなく、互いの考えを比較したりまとめたりして深めていくことには課題があります。また、隔年で複式学級となるために、複式の学習で必要な主体的に学習を進めていく意識を高めておく必要があります。
そこで、話し合いの際の聞き方をしっかり意識することや、教員の支援を場合によっては控え、子ども同士のかかわり合いによる課題解決を重視すること、振り返りによって自分の学びを見つめ直し次の学習につなげることなどの手立てを設定しました。
今回の研修も岩国市教育委員会から講師を招聘し、指導していただきました。
授業後の検討会では、「岩国市授業スタンダード」をもとに、小規模校ならではの授業づくりや、算数科の特性に応じた授業の組み立て、授業者が明確なゴールイメージをもつことの大切さ等、明日からの授業に生かせるご指導をいただきました。