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自分と異なる立場に立って

印刷ページ表示 更新日:2023年10月3日更新

10月3日(火曜日)

スクールカウンセラーの先生との授業  

スクールカウンセラーの先生が来校され、4時間目に授業をしていただきました。

ディベートという討論の授業でした。

毎週行うフリートークで自分の考えを発表することには慣れてきましたが、今日のディベートではくじ引きで自分の立場が決まります。

くじを引く4年生 自分の意見を考える児童

最初のテーマは「給食とお弁当のどちらがよいか」でした。くじを引いて自分の意見と違う立場のチームになってしまい、頭を抱える子もいました。

自分の意見を考える児童 チームで相談 チームで相談 意見を発表し合う児童  

まず一人ひとりが意見を考え、チームで話し合ってどの意見を発表するか決めます。意見を発表した後は、相手の意見に対して質問や反論を行い、最後にもう一度チームで相談して最終的な意見を発表し、スクールカウンセラーの先生に勝ち負けの判定をしてもらいます。

1回戦は、お弁当チームの勝ちでした。

2回戦目は「将来住むなら、いなかと都会のどちらがよいか」でした。

相談する児童 相手の意見を聞く児童 話し合う児童 話し合う児童

都会派のチームは買い物や交通の便利さを主張し、いなか派のチームは静かでぐっすり眠れることなどを主張しました。結果は引き分けでした。

自分の考えにこだわるだけでなく、異なる立場の意見もきちんと受け止め、相手の立場に立って考えようとすることは、限られた人間関係の中で生活する子ども達にとって大切な力です。

話し合いの進め方や聞き方などまだまだ課題は多いですが、様々な活動を通して子ども達に必要な力を身に付けられるようにしていきたいと思います。