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6月30日(木曜日)
来週の火曜日に予定している「ぶどうの袋かけ」を前に、「おおさこ農園」の高木さんが袋かけの説明に来てくださいました。
今年もブドウ作りの1年間の作業について、資料を準備してくださいました。
冬の時期に剪定し、春先にブドウ棚の補強と芽欠きをするそうです。
5月には新しく伸びた枝の強さを調整し、枝についた花穂(かすい:ブドウの房)を摘んで1つにします。
6月になると花穂に花が咲く前に、ブドウらしい形や大きさになるように余分な粒を落とします。
そして、今の時期は、実の粒が大きくなるように、多すぎる粒をハサミで減らし、形の悪い房も落としているそうです。
粒を減らす前の花穂や形の悪い房を見せていただきました。
説明をよく聞くと、袋かけはブドウ作りの大変な作業の中の最後の仕上げということが分かります。
袋かけの際には、それまでの作業のご苦労や生産者としての願いや喜びについても伺ってみたいと感じました。