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12月14日(火曜日) 遊び・運動大好き!オリパラ教育推進事業
修成小学校で修成小・周北小合同の運動教室が開催されました。本年度は、車いすバドミントンの2019年全日本強化指定選手で日本選手権シングルス第3位の大浜 真選手を講師にお招きしました。
大浜選手は、「障害者やパラスポーツに対するイメージを変えたい」という強い思いをもっておられました。
学生の時に遭った交通事故で生きる希望を失いかけた大浜選手が、車いすバドミントンと出会い、パラリンピックに出場するという目標をもつことができたこと、車いすバドミントンのルールや難しさ、競技用車いすの特徴など、いろいろなお話を聞きました。
たくさんの車いすが準備されており、子ども達は学年に分かれて実際に車いすの操作を体験しました。
ウオーミングアップの鬼ごっこはとても楽しそうでした。
車いすを真っ直ぐに動かすためには左右バランス良く力を入れる必要があり、動くのが簡単なように見えても難しいことを実感することができました。
その後はパラバドミントンを体験し、車いすの操作と打つ動作を同時に行う難しさに戸惑いながらも、子ども達はシャトルを打つことに集中して楽しく運動することができたようです。
体験の最後に子ども達が交替で大浜真選手と対戦(?)しました。
体験後の質問タイムでは、子ども達の質問にていねいに答えてくださいました。
そして、大浜選手からは、車いすの人を見かけたら勇気をもって「何かお手伝いしましょうか」と声をかけてほしい。とメッセージをいただきました。
運動やスポーツのもつ意義や、様々な立場の方との共生ということについて考えを深めることのできる貴重な体験となりました。