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7月14日(水曜日)
5,6年生が総合的な学習の時間に防災学習に取り組んでいます。
5時間目に、保護者・地域住民の方や岩国市の危機管理課の方を交えてグループワークを行いました。
めあては「災害から地域の人々の命を守るために、土砂災害が起きる前にしておくこと・考えておくことを話し合おう」です。
めあてと活動の流れについて先生の説明を聞き、グループごとに5,6年生が自分で調べ、まとめたことを発表しました。
その後、「子どもたちができること」「地域住民ができること」「行政ができること」「みんなができること」をそれぞれの色の付箋に書いて大判用紙に貼りながら話し合いました。
実際に被災された方のお話は、その場に一緒にいるような気がするほど臨場感のあるものでした。この時間までに子どもたちは地域に作られた砂防ダムを見学したり、タブレットを活用して土砂災害や避難情報について調べたりしていましたが、こうした生の声を聞くことで、災害を本当に「自分ごと」として感じることができたのではないかと思います。
5,6年生はこれまでの調べ学習と今回話し合ったことをまとめ、学校運営協議会や地域参観日で発表を行う予定です。
また、今回の授業は、校内研修の研究授業として行い、近隣の学校の先生方にも参観していただきました。時間配分や、グループワークの進め方等の課題は、今後の授業改善に生かしたいと考えています。