本文
7月7日(水曜日)
スクールカウンセラーの先生が来校されました。
午前中は授業参観や、児童の個別カウンセリング、そして、4校時には全校授業をしていただきました。
今日の授業は「ふりかえりアンケートの使い方 SOSの出し方・伝え方」です。
本校では毎週木曜日に実施している「ふりかえりアンケート」は、県内すべての小、中、高校でも行われています。
上学年になると、毎週アンケートに答えなければいけないことを面倒に感じる児童もいるようです。
「つらい」、「いやだ」、「かなしい」といった心のSOSを出すことができないと、渦に巻き込まれておぼれそうになってしまうこと、そのような渦から抜け出すチャンスとして、ふりかえりアンケートを活用することを教えていただきました。
スクールカウンセラーの先生ご自身の小学生の頃の体験を話され、「誰にも相談できず苦しかった気持ちを今でも覚えています」と言われたのを聞いて、子どもたちも相談することの意味に改めて気づいたことと思います。
また、自分のことだけでなく、友達のSOSもふりかえりアンケートで伝えることができることも学びました。
守ってくれる大人に伝えたり、つないだりすることの大切さを意識してくれたことと思います。
そして、相談を受ける大人の側も、子どもたちが「相談してよかった」と思えるように、どんなときでもしっかりと耳を傾けるように心がけていきたいと思いました。