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本校の校区である灘地区は、岩国市の南西部に位置し、灘村と称していたころは純然たる農漁村でしたが、瀬戸内海に面した地域に東洋紡の工場や、中国電力の発電所(火力発電所)が建設され、工場地帯として大きく発展してきました。
灘の地域は、古くから教育への関心が高く、灘中学校、中洋小学校及び本校の3校の持ち回りで、毎年「3校教育研修会」を開催しています。この他、地域の運動会も約2000人を超す参加者を集めるなど、スポーツ行事や文化的な行事も盛んに行われています。
長年灘地区に住んでおられる人々の絆や地域に対する思いは強く、灘地区社会福祉協議会や連合自治会等を中心に、今も積極的な活動が展開されており、学校の活動にも参加していただいています。平成25年度末に第一回灘地区協育ネット協議会が開催されて以来、活発に協議や活動が展開され、小中連携の組織とも連携を図りながら、協育ネットを中心に地域ぐるみで子どもを育てる気運が高まりつつあります。本校においては平成26年度に3回の学校運営協議会準備委員会を経て、2月に第1回学校運営協議会を開催し、岩国市教育委員会からコミュニティ・スクールの指定を受けました。
灘中学校区の学校間連携を深めるとともに、灘地区協育ネット協議会との連携を図りながらコミュニティ・スクールのよさを生かし「地域とともにある学校づくり」を推進しています。