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11月5日に岩国市在住のパラアスリート市岡智宏さんをお招きして講演会を行いました。市岡さんは視覚障害を有し、全視野の90%損失しながらも陸上に取り組んでおられます。なんと2023年のジャパンパラの100mで金メダリストでもいらっしゃいます。
「目が見えないと何にもできないの?」というタイトルで普段の生活や点字ブロックの説明、白杖の使い方などお話しいただきました。その中で「困難なことがあっても、あきらめずに工夫すれば何でもできる」というお話がとても印象的でした。
2時間目には運動場で陸上の指導をしていただいたあと、ガイドロープを使ってブラインドランナーの伴走体験をさせていただきました。二人組になりガイドロープを頼りに目隠しをして走るのですが、目が見えないと走ることが難しく、伴走者の役割がとても大切なことが分かりました。明るく前向きな市岡さんの姿に元気がもらえた2時間でした。