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3月13日、3校時に、校区内にある行波地区で6年ごとに行われる「岩国行波の神舞」について、行波地区にお住まいの保護者の方から、お話しいただきました。
「岩国行波の神舞」は、今から約360年ほど前に、悪疫退散、火難祓い、五穀豊穣を祈願し奉納したのが始まりで、今日に至るまで厳格にその形を守り伝えており、昭和54年には、国の重要無形民俗文化財に指定されています。6年ごとに行う願舞は12座と八関の舞で構成され、すべてを舞い終わるまで15時間にも及ぶそうです。
子どもたちは、説明を聞いた後、前回行われた神舞の映像や、本校児童による舞の実演を見せていただきました。
今年は、4月5日(土)と6日(日)の2日間、行波河川敷において、七年期に一度の「岩国行波の神舞」が行われます。本校児童2名も参加します。保護者の方は、子どもが少なくなり、また高齢化も進み、今後も継承していけるかが一番の心配です、とおっしゃっていましたが、地域に長年伝わる伝統芸能、今後もぜひ繋げていってほしいです。