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1月23日、火災が起きたときの避難訓練を行いました!
今回のねらいは、火災時における避難を確実にできること、そして火災の怖さを知り、防災意識を高めること、の2点で実施しました。今回も山口消防防災探究会のみなさんを講師としてお招きしました。
まずは、火災現場で消防士さんが人を助けている映像を見て火災の怖さを学びました。それから、暗くした部屋で炎の動画を映しながらスモークマシーンで煙を発生させ、煙が上から貯まり周りが見えなくなる状況を疑似体験しました。
次に、煙の中での避難方法として、煙の高さに応じた避難方法(アヒル歩きやワニ歩き)を学びました。その後、実際に煙が充満した部屋の中を歩く体験を行いました。
続いて、安全な避難経路を自分で考え、運動場まで避難しました。事前に、屋外に逃げる、出火場所から離れるように逃げる、といった避難の原則を学んだ後、高学年が中心となって低学年等に声をかけ、誘導灯を確認しながら避難口まで避難し、その後、より安全な運動場まで走って避難しました。
最後に、講師の先生から改めて「自分の命は自分で守る、そのためにはどうしたらよいかを、自分で考えて避難することが大切」ということを確認していただきました。これまで学校で行ってきた避難訓練は、どちらかというと「教職員がいかに子どもたちを安全な場所に避難させるか」というところに重点が置かれていましたが、今回は「教職員の誘導ではなく子どもたちが自ら考えて安全な場所に避難する」という練習ができました。児童・職員ともに、大変貴重な体験をさせていただき、防災への意識がより一層高まりました。
山口消防防災探究会のみなさん、本当にありがとうございました!